『花時間』10月号  イングリッシュローズ 大特集
 

角川書店刊  『花時間』    
                  9月7日発売の  10月号の大特集

今、もっとも美しいバラたち
 
                  
イングリッシュローズ で は、
マドラーレイク ・ 
南畝隆顕 が、

ナチュラルでエレガント、豪華で上品、目新しくも古典的な、
イングリッシュローズの美しさ−その魅力を、
マドラーレイクならではの さまざまなアレンジ でお見せします。
 


イングリッシュローズとは、80年代の終わりに、ニューヨークで出会いました。

マドラーレイクでは、市場に入荷があると必ずその愛らしいバラの一群を
買い付けて、店頭に置いて楽しんでいました。

勿論、それらのバラは、日々、お届けのアレンジの重要な「花」になったり、
来店のお客様の「とっておき」のお持ち帰りの花にとなるのですが、
「今日のこれ」と言うオーダー、どの仕事のための花材という事 が無くても
その美しさを自分達の傍に置いておきたくて、買ってきたものでした。
 

白い「フェアビアンカ」「グラミスキャッスル」、仄かに黄色を帯びた
「イングリッシュガーデン」、黄色からオレンジ色のヴァリエーション
「チャールスオースチン」「ゴールデンセレブレーション」「パットオー
スチン」、ピンク色の「コテージローズ」「ガートルードジェイキル」、
そして、深紅の「プロスペロ」などの銘柄が、90年代には既に
切花として入手出来ていました。その他の品種も季節季節折々に
入ってきて、その都度目を楽しませてくれました。
色と共に、それぞれの「香り」の違い、モダンローズには望めない
見事なフレグラントにも魅了されました。

88年、英国のチャールズ皇太子ダイアナ皇太子妃がアメリカを公式訪問
されたとき、マドラーレイクは、合衆国政府−ホワイトハウスが主催する
ステイツディナー−公式晩餐会の会場装花を依頼されました。
会場は、首都ワシントンDCのナショナルギャラリー。その大きなホールを
私たちは、花の溢れる「イングリッシュガーデン」に作り変えて、多くの来賓
コノシュアから絶賛を受けました。
公式晩餐会のテーブル上に、苔生した植木鉢を置いて、来賓客の頭上に
クレマチスの花を咲かせたのも、その時の話題になった演出の一つです。

その時のアレンジジの一つ、ダイアナ妃をイメージして、銀製の
シャンパンクーラーに幾つもの種類のイングリッシュローズを集め、
妃に捧げたアレンジも再現してみました。
銀器にいろいろのイングリッシュローズだけで生けたアレンジに、
なぜか妃のイメージを感じた「ピンクペッパーベリー」を合わせた
オリジナルに、今回は、その折会場を飾っていた 柏葉アジサイ と、色の飛沫が飛んだような斑の美しい新顔の ジニア を、
挿し足しています。

その他に、「メアりーマグダリン」にリンドウなどを合わせたブーケ。
パンプキンカラーのユリに、一輪づつ「イングリッシュガーデン」と
「セントセシリア」とを使ったブートニア。
「イングリッシュガーデン」と「ザ・プリオレス」を束ね合わせて、南畝が
デザインしハイムテキスタイル95’で発表したイングリッシュローズの
柄のジャカード生地で包んだブーケ。
などもゆっくりご観賞ください。

花弁の数や形、その開き方によって、カップ咲き・ロゼット咲き・
ピオニー咲き等々の分類がるイングリッシュローズ。

バラ本来の房咲きであったり、花の外側の花弁が平らに開き、
内側に詰まった花弁がツムジを描いてみせる・・・と言うような、
オールドローズから引き継がれた特徴が魅力的です。

白磁の椀に、ピオニー=シャクヤク と合わせてみたアレンジ。
「和」の展開(―色で言うと、このバラ「チヨーサー」の方がより「和」の
色では・・)にも、その古典的な美しさで対応出来ると思います。
 

日本では、気候・風土の違いもあって、まだまだ栽培が難しいバラ、
咲いてからの日持ちも長くは無いので、皆様のお手元にお届けする事も
なかなか簡単ではありません。

ですが、このイングリッシュローズの美しさ、愛らしさ、すばらしさ、は、
他の花同様、ほかのものに変えられる物ではありません。

南畝がさまざまに引き出す「イングリッシュローズ」の魅力をご覧ください。

バラのお届け等は、マドラーレイクまでお問い合わせ下さい。