林家きくお 様  ブライダルの花  at  『東 京 會 館』


 

  
        春の一日、窓から見渡す美しい緑は、皇居の森。

        丸の内 東京会館での 
   
        林家きくお様 由希恵様の 御結婚披露宴の
   
        メインテーブルの装花をご注文いただきました。

   


 ご一門のお名前に付く「きく」は、花のキクからではありませんが、
 由緒ある、日本の、伝統的芸能の、若手ホープの きくおさん を
 イメージして選ぶ花は、やはり、大輪の菊 以外にはありません。
 

 オランダで作り出された見事な大輪のキク−おしゃれなコーラルピンク
 の菊と、ご新婦のイメージにぴったりな−上品で華麗なルビーピンクの
 大輪のバラをメインに、春の花々を集めました。
 


まずは、式を挙げられたばかりのお二人が金屏風の前で
ご来賓のお客様を迎えられます。
由希恵様は見事な内掛け  −「鈴の屋」が大切に所蔵していた
刺繍の逸品 −大きな七羽の鶴が紅下三度黒の地に金縫取りの
尾羽根も鮮やかに、艶やかに翔ばたいています。

見事な和装で高砂にご着席のおふたり、普通なら当り前の様に
置かれる金屏風は、あえて避けて、丸の内の夕景と「東京会舘」
お奨めの光の演出を背にされます。
 


 私たちは、金屏風の代わりに絢爛な花々でこのお慶びの舞台を飾り
 爛漫の春−値千金の宵の景を創りだすことにしました。


 高砂−メインテーブルは、中央は披けて−お二人を囲むように左右に
 溢れんばかりの花の嶋を造りました。
 その斜め後ろには−お二人を守るように瓶花一対を、花台の上に。
 それぞれに三本づつ−珊瑚色のキャンドルを立ててお二人を照らす−
 文字通り「華燭の典」を現出しました。
 


牡丹のような丸く大きなピンクのバラやラナンキュラス、百合の様な
チューリップ、藤の様なスゥイートピー、桜のようなナデシコ、ピンクの
濃淡を基調に、20種の花々が美しく華やかに春の慶事を彩ります。



ご来賓−ゲストテーブルの装花は、同じ品種、色の花々を揃えて、
プレイスメント(置き型)リースに仕上げて、センターピースに。
その中央に生成色の大きなキャンドルをセットしてあります。

 


 主な使用花材

 キク 「シルキーガール」 優雅さも風格もある珍しい色の大輪咲き、
 バラ 「オールドロマンス」 鮮やかで可憐なピンクの大輪、
 「トワカップ」 ピンクベージュの丸く咲く大輪、 「フェアビアンカ」
 ベージュの丸い花の枝咲きイングリッシュローズ、 ユーカリポポラス、
 チューリップ 「バラード」 縁白で、芯に行く程濃くなる赤紫の大輪、
 「ケープランドキエフト」 白と赤の斑入八重咲、 「アンジェリッケ」
 淡いピンクの八重咲、「ピンクダイアモンド」 可愛いピンクの典型、
 ラナンキュラス 白〜ピンクの濃淡3種、 スゥイトピー ピンク〜紫
 濃淡5種、 ライラック 白、 ストック クリーム色、 ナデシコ 「桜小町」
 


宴の後、幸運なお客様がお持帰りになれるように、メインテーブルの
アレンジメントは、複数の器で、それぞれ完結しながら、組み合わせて
一つの大きな嶋になっています。


高砂の左右−両後方−屏風代わりのアレンジは、テーブルと同じ
花々を大きくいけた瓶花で。−細めで立上がりの高い白陶製の器を、
会場からお借りしたテーブルとお揃いのライナーで飾った花台に。

キャンドルに灯を点し、いよいよ、ご披露宴の始まりです。  
 


 もう一つのマドラーレイクの出番は、お色直しの純白のドレスに
 合わせたブーケ。

 オートクチュールのドレスに飾り付けられたシルクの花とつながるように
 形を合わせて選んだバラは、イングリッシュローズの「フェアビアンカ」
 −生成りの白がリッチで、揮発系の薫り高い可愛く上品なバラをメインに。
 大量に切り出される品種ではない特別の花の、前日市場で買い占めた
 たくさんを、淡いピンクの「ジェルファルレイ」や厚白の「ポロ」などのバラと
 共に大きなブーケに調進しました。

 

マドラーレイクは、当該会場の専属・所属ではありません。
  お客様からのご依頼−「お持込み」で担当させて頂きました。