『花時間』 2月号    球根の花 大特集
 


角川書店刊   
『花時間』    
    1月7日発売の     
月号    春を告げる花 特集号で


     
笑顔を運ぶ、「球根の花」ギフト 21



   
南畝隆顕 のアレンジメント  20〜31ページをご覧ください。
 


春の花の多くが、「球根の花」です。

アメリカでは「あのいい匂いの花・・」ってほとんどの人が香りで憶えている
「フリージア」も球根から咲き出る花の一つです。

新しく作り出された「大輪」のフリージア、エレガントな色、豪華な姿、
普段は横からの姿で記憶されているフリージアの正面からの花の顔は、
新鮮な美しさではないでしょうか。


いろいろの春の球根の花たちを集めて、球根ごといけました。


チュウーリップ、スイセン、アイリス、コワニー、ツルバキア、
17世紀のボタニカルアートの様に、堀り上げた球根ごとの
花たちのジオラマ−アトリウムです。


マドラーレイクならではの、春の演出。

春を待ちかねて、ジャックリーヌ・オナシスのお部屋に届けたのは、
小さな小さな「スノードロップ」のアレンジでした。

当時の流行の色鮮やかで豪華な花々ではなく、清楚な野の花。
まだ市場の商材としても認識されていなかった小さな花を、
ニューヨークのアッパーフィフス(五番街)、ファーストレディーのお気に入りに
したのは80年代のマドラーレイクでした。
 

花々と器のいろいろの合わせ方もアレンジジの楽しさの
一つです。


春の光の様な変わり咲きの「ダッホドゥルフ」−ラッパスイセンを、
「チョコレートケーキ」の様な器−ホルダーに挿しました。

薄紙で包んだフローラルフォームにチョコレートクリーム等で
お菓子を作る様にデコレーションを施しています。




こちらもまたユニークなアレンジメントの一つ、球根ならではの作品。

水栽培でおなじみのヒヤシンスをそのままコンポートに盛り付けました。
青紫に赤、ピンク、白に加えてオレンジに黄色まで花の色も増えました。
きれいに洗ったヒヤシンスの球根は、花同様にいろんな色がきれいです。

 


ヒヤシンスの仲間のようなこの花は、「ラケナリア」。

まるで色ガラスで作られた工芸品の様でもあります。
春にはこんな不思議な花たちも現われてきます。

春の光が似合う季節のとっておきの花です。

 

「マドラーレイク」のもう一つのお得意−ビンテージコレクション。


このチューリップ型の花器は、アメリカのならではのビンテージ花器です。
1920年代から60年代まで一世を風靡した「マッコイ社」製の陶器です。

チューリップ型の器にそのままチューリップを・・・楽しくいけました。

グリニッジビレッジで生まれた「マドラーレイク」がすぐにアメリカ、
のみならず、ヨーロッパから日本まで、花を愛でる人々に知られる
こととなった−ユニークなアレンジメント。名声を得た気品の一つ
が、この木箱に球根を浅く植えつけたチューリップの演出でした。